龍門温泉郷
九重町北部に位置し、夏にはマイナスイオンや清涼感を求めて訪れる行楽客や滝すべりを楽しむ子供たちで賑わいを見せる玖珠川支流の松木川にある龍門の滝。
その入口付近や周辺部が龍門温泉郷だ。
泉質は「美人湯」と言われるアルカリ性単純温泉で、湯上がりにはお肌がスベスベに!!。
入口付近に軒を連ねる温泉宿の内湯や露天の入浴のみの利用もできるので、気軽に楽しめる。春夏秋冬、その姿を変える名瀑を楽しむついでに、ぜひ立寄ってみてはいかが。
壁湯温泉
九重町の中西部を流れる町田川のほとり、川底温泉や宝泉寺温泉の下流域に位置する壁湯温泉は、川沿いの岩肌をくり抜いた天然の洞窟露天という,とってもユニークなスタイルの湯。
足下の岩の隙き間から湧き出すのは単純温泉だが、ラジウムを多分に含んだ県内でも珍しい湯で、やけどなどの慢性皮膚病、飲用すれば胃腸病にいいと評判。
県外からもこの良質の湯を求めて湯治客が後を断たない。
温泉宿「福元屋」の立寄り湯と共同浴場があるが、どちらの湯船でも川のせせらぎを聴きながら、名湯を楽しむことができる。
宝泉寺温泉郷
開湯は1000年前と云われる歴史ある宝泉寺温泉。温泉街の入口には、開湯の祖・空也上人が霊験を示したとされるその場所には共同露天「石櫃の湯」があり、この温泉郷のルーツであり、シンボルとなっている。
毎分2000リットルの湧出量を誇る湯は、無色透明の単純温泉・ナトリウム塩化物泉で、慢性皮膚病や婦人病、筋肉痛などにいい。
温泉郷にある10数軒の宿にはそれぞれが趣向を凝らした内湯・露天が多数。立寄り湯利用も可能なのでぜひ利用したい。紅葉の季節はもちろんだが、初夏のホタル祭りや新年の花火大会などイベントにも注目!
川底温泉
国道387号を壁湯・宝泉寺から小国方面へさらに上ったところにあるのが、川底温泉。開湯の歴史も宝泉寺に負けず劣らず古く、1100年ほど前、太宰府へ左遷の道すがら刺客を逃れて訪れた菅原道真公が開湯の祖だと伝えられている。
町田川沿いに佇む温泉宿「蛍川荘」にある内湯が、100年以上の歴史を誇る川底温泉。丸い玉石が敷かれた湯船の底からは、無色透明で無味無臭の単純温泉が毎分180リットル湧いており、宿泊や立寄り利用の湯浴み客が後を断たない。さらに、近隣にある立寄り湯の露天や家族湯でもお湯が楽しめる。
湯坪温泉郷
九重町の南西部、涌蓋山と泉水山に挟まれた標高1000メートルの高原に開けた里山の田園風景に誰もが懐かしさを覚える素朴な魅力がたまらない湯坪温
泉。
「湯坪民宿村」と呼ばれるように、数軒の農家が古くから地元に湧く温泉を利用した民宿を始めたのがきっかけで、今では10数軒の民宿が軒を並べる。
泉質は、硫黄泉、単純泉など源泉によりまちまち。宿の露天や内湯、家族湯の立寄り利用も可能だが、民宿なので宿泊も格安なので、気軽に一晩ゆっくり旅の疲れを癒すことができるのも魅力だ。
筋湯温泉郷
湯坪温泉郷と同じく九重町の南西部の涌蓋山麓に位置する筋湯温泉は、観光ホテルをはじめ20数軒の温泉宿が軒を連ねる、言わずと知れた一大温泉郷。
開湯の歴史も古く、温泉街にはお馴染みの「うたせ湯」をはじめ、「薬師湯」「岩ん湯」「せんしゃく湯」と4つの共同浴場があり、さらに温泉宿の露天や内湯、家族湯も立寄り利用が可能。単純温泉やナトリウム塩化物泉など筋の病にいいというその名の由来となる名湯が存分に楽しめる。無料で利用できるうたせ湯の足湯も好評。 ゴールデンウイーク明けの「温泉祭り」や中秋の「観月祭」など毎年恒例のイベントも要チェックだ。
寒の地獄
阿蘇へと続くやまなみハイウェイの飯田高原、三俣山と星生山の裾野の湯治場といえば、寒の地獄が有名。
毎分2160リットル湧くのは、その名の通りの冷泉で、摂氏14度の硫化水素泉は皮膚病、リューマチ、胃腸病などにいいと、県外からの湯治客も多数訪れる。
温泉の内湯や冷泉付きの家族湯もあるが、湯治には、やはり混浴の冷泉浴場。水着を着用して冷泉に浸かり、我慢できなくなったら、身体を拭かずにストーブのある暖房室へというのが「寒の地獄旅館」での入浴スタイル。
もちろん、立寄り利用も可能なのでトライしてみては。
長者原温泉郷
久住山や大船山などくじゅう連山の登山口として知られる長者原。下山した登山客が疲れを癒す「久重登山口ヘルスセンター」などの立寄り湯をはじめ、やまなみハイウェイ沿いのホテルや温泉宿など牧の戸温泉や星生温泉を含む数軒からなる温泉郷が、長者原温泉郷だ。
牧の戸、星生温泉まで含めると、単純温泉、炭酸水素塩泉、硫黄泉、酸性緑礬泉などと泉質も多彩。いろんな湯が温泉郷内で楽しめるのも有り難い。
立寄り湯こそ少ないものの、宿泊施設の内湯や露天、家族風呂が利用可能なので、ドライブ途中でも気軽に利用できる。
筌の口温泉温泉郷
飯田高原よりほど近い県道40号線の鳴子川沿いに位置し、文豪・川端康成が愛した湯として知られる筌の口温泉。2軒の共同浴場と温泉宿からなる温泉郷だ。
泉質は、湯口では無色透明なのだが、湯船では緑黄色を帯びた茶褐色に変る含芒硝重炭酸土類泉という良質のにごり湯。24時間入れる「筌の口温泉」と『震動の湯』の別称を持つ「筌の口第二温泉」に、温泉宿の露天の立寄り入浴で楽しめる。
紅葉が美しい九酔渓や名瀑・震動の滝、夢大橋も至近なのでチェックしてみて!
(その他の温泉)
多彩な泉質と風情を誇る「九重九湯」以外にも九重町には、魅力的な温泉スポットがまだまだある。
国道210号沿いの町役場の敷地内にある町営の九重温泉「温泉館」をはじめ、温泉宿が所有の露天や家族風呂から九酔渓の眺望が素晴らしい九酔渓温泉、ペンション所有の地蔵原温泉に、数棟の家族湯からなる生竜温泉に菅原温泉などなど、立寄り湯として利用できる温泉施設は盛りだくさん。
ドライブの道すがら、ちょっと立寄って浸ってみるのも、九重を上手に遊ぶひとつの方法だ!
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